永住の申請するときに、年金の加入状況について問われます。
年金の種類
日本には年金は2種類あります。
一つは、「厚生年金」です。これは、主に会社員や会社経営者が加入する義務があります。保険料の半分は、会社が負担し残りの半分は給料から引かれます。厚生年金に加入していると加入者の被扶養者(厚生年金に加入している人に養ってもらっている人)は自動的に加入していることになります。毎月の保険料は収入によって変わります。
そして、もう一つは「国民年金」です。これは、会社員以外で20歳以上60歳までの人が加入する義務があります。主に個人事業主とその配偶者などが対象です。働いていなくても、通常は加入しなければなりません。毎月の保険料は定額です。
入管に提出する資料について
厚生年金もしくは国民年金に少なくとも2年間は加入していた証明を提出する必要があります。
厚生年金の場合
以下のいずれかの書類を準備します。
ねんきん定期便
35歳、45歳、59歳の時に封筒で来る「年金定期便」の写しを提出します。毎年来るハガキの「年金定期便」では不可です。
ねんきんネット
手順 まずは下記のurlにスマホかパソコンでアクセスする。
https://www.nenkin.go.jp/n_net/index.html
新規登録の画面からユーザーIDを取得する。(IDはハガキで来ます。)IDを取得後画面操作して、記録を印刷してください。
国民年金の場合
国民年金に加入している人、または申請する前2年間の間に国民年金に加入期間があった人は、上記の資料に加えて国民年金の領収書が必要になります。
ここで、国民年金の支払いが一日でも遅れると許可が下りません。ご注意ください。